弱虫ペダルに魅せられて

最近、「弱虫ペダル」にハマってます。

2008年から週刊少年チャンピオンで連載が始まり、2020年7月時点で2500万部を突破した渡辺航さん作の超人気漫画です。

TVアニメは2013年から第1期がスタートし、現在、第4期まで続いています。BSスカパーでは2016年から2018年にかけて実写版ドラマが放送されました。

連載開始から実に12年遅れのマイブームです。前回投稿のメルカリが7年遅れのスタートでしたので、なんとそれを5年も上回るマイブームの遅さ!

会社の若手社員から「私、高校生の時にめっちゃハマってましたよ。」と言われ、改めてこの作品の息の長さを思い知りました。

元々、ロードバイクに対してはランニングとの親和性を感じていました。自然を相手にし、自らの力だけでどこまでも行くことが出来るのは、双方に共通した魅力ではないでしょうか。もっとも、転倒したときの怪我の心配や高速走行の恐怖感もあって、自らロードバイクに乗ろうと思ったことはありませんが・・・

「弱虫ペダル」にハマることになったのは、キンプリの永瀬君主演で公開された映画が、TVコマーシャルや情報番組等で紹介されるのを見て、Netflixで何気なくTVドラマ版を見始めたのがそもそものきっかけです。

それにしても、Netflix恐るべし。TVはほとんど観ない、観たとしても、NHKBSの「グレートレース」等のスポーツドキュメントぐらいであった私が、これだけドラマやアニメにハマることになろうとは。

GWには「愛の不時着」「梨泰院クラス」を続けざまに一気見し、「毀滅の刃」や「賭ケグルイ(アニメ・ドラマとも)」もNetflixのおかげで堪能することが出来ました。

さて、「弱虫ペダル」のどこがそんなに面白いのでしょうか?

TVアニメは43話分、高校1年生の主人公が出場するインターハイまでしか観ていませんが、かつて夢中になった「ドカベン」を思い出しました。

「ドカベン」を例にとると、主人公の山田太郎が在籍する明訓高校野球部には、個性豊かな同級生(岩木、殿馬、里中、微笑)や、頼れる先輩(土井垣、山岡)がいて、ライバル校にはこれまた個性豊かな選手がたくさんいます(白新高校の不知火、東海高校の雲竜、横浜学院の土門etc.)。試合では何度もピンチが訪れハラハラしますが、最後には勝利が待っています。(一度だけ2年夏の甲子園で弁慶高校に敗れはしましたが)

「ドカベン」に夢中になった少年・青年が、やがては中高年のおっさんとなり、再び「弱虫ペダル」に夢中になったとしても不思議はありません。

但し、この物語には「ドカベン」の山田太郎のような、初めから才能を持ち合わせた登場人物はいません。主人公である小野田君だけにとどまらず、チームメートや他校のライバルたちも、はじめから優れた選手ではありません。それがゆえに様々な壁にぶち当たるのですが、苦難・困難を乗り越えて主人公たちは少しずつ成長していきます。成長物語という要素も併せ持つ「泣き虫ペダル」は、まさに「友情」「努力」「勝利」を地で行く王道の物語ではないでしょうか。

物語は現在も進行中とのこと。TVアニメはまだ見ていない分が70話もあります。1日2話ずつ観たとしても一か月以上は楽しめますね。

余談ですが、サイクルジャージは背面にポケットがたくさん付いていて、ジェルやちょっとした小物を入れるのに便利なため、ランニングにおいて(特にウルトラマラソンにおいて)着用する人は結構います。私もサロマ湖ウルトラマラソンではサイクルジャージを着て走りました。

「弱虫ペダル」に登場する各チームのサイクルジャージは非常におしゃれです。特にお気に入りは白と青を基調としたライバル箱根学園のサイクルジャージ。ネットで購入できるようで、思わずポチっとしそうになりました。何とか思いとどまりましたが、ひょっとしたら次のレースで着て走っているかもしれません。胸には「箱根学園」の四文字、他のランナーたちの反応が今から楽しみです。(もう、買う気になっている!!)

王者 箱根学園のジャージ。売ってます。

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