緊迫の1時間

先週の土曜日の10時~11時、それは緊迫の1時間でした。

二人とも言わないで良いことまで喋っていないだろうか。今頃、私をダシに盛り上がっているのでは。全ての悪事がばれてしまうのでは・・・(これはちょっと大げさ)

写真で一言 「空気階段のめがねの方の名前、なんやったかなぁ」

最近、家内がやたらと腰が痛いとか、肩が痛いとか言うので、一度、Mさんに診てもらうことにしました。Mさんとはこのブログで何度か登場している、チーム・エモやんの一員で、ボディケアで大変お世話になっている先生です。

思えば、Mさんとの付き合いは8年以上になります。元々は同じ会社で働いていたのですが(もっとも、そのころは1度くらいしか話したことはありませんでしたが)、仕事をしながら整体の学校に通われ、脱サラしてお一人で開業されたのでした。Mさんは「アンチエイジング整体療術」「アンチエイジング整顔療術」「ホリスティックボディケア」と、老若男女に対して幅広く施術をされており、その腕の良さもあってか、評判が口コミで広がって、今やその人気はとどまるところを知りません。

私もこれまでにランナー膝(腸脛靱帯炎)を始めとする、ランニングにかかわる足の不調を治してもらい、この歳になっても走り続けていられるのはMさんのおかげといっても過言ではありません。

施術に通い始めた頃は、おそらく他のお客さんのスケジュールが今ほどはガチガチに詰まっていなかったこともあったのでしょう、お昼ご飯を食べに行ったり、施術後に美味しいスイーツを食べたり、楽しいひとときを過ごさせていただきました。

お互いにウサギ好きということもあって、ウサギの話に意気投合したり、ときにはスピリチュアル的な話や、私の家庭の話で盛り上がったこともありました。

おそらくそれは、私以外の人には共有しないもの、私の中にそっとしまっておくようなものであったと思います。それが今回、Mさんのところに家内を連れて行くということは、かなりの大英断でした(大げさな!)。

若干緊張しながら二人を引き合わせると、気のせいか家内もMさんもいつもより声が少し高めで、初対面でありながらも、女性ならではの弾む会話が始まることを予感させ、そのことが余計に私の不安を駆り立てました。とはいえ、家内の施術に立ち会うわけにも行かないので、とりあえず、先に家内の施術をしてもう間はお天気も良かったので近所を散歩することにしました。

今頃、どんな話しをしているのだろう・・

Mさん「では、お着替えが終わったら、この鈴をならして下さいね。そうそう、この鈴はご主人に頂いたものなんですよ。それと、この植物が頭から生えているウサギさんもご主人から頂きました」(当然家内には言っていません)とか、

逆に家内が

「うちの主人は休みの日はいつもグータラしていて、家のことは全く手伝ってくれないのよ」とか、

「どんな料理を出しても、美味しいの一言もなく、黙々と食べるだけなんですよ」とか、

「トイレが本当に長くて、困っているんです」とか・・・ダメ亭主ぶりがMさんにばれてしまうのでは。

はたまた、

Mさん「ご主人って、ちょっと虚言癖や妄想癖ありません?」

家内「そうそう、ときどき変なこと言うし、こちらの問いかけに対してまともな返事をしてくれないのよ」

とか言って盛り上がっているのでは。ここでは書けないようなことまで、どんどん妄想は広がって行き、外は寒かったにもかかわらず、変な汗が止まりませんでした。

1時間はあっという間に過ぎ、おそるおそる再びMさんの家に戻ってみると、時折笑い声も交えながら、二人は和やかに話をしていました。あとで聞いたところではウサギの話で盛り上がったようで、冷静に考えれば当たり前ですが、私に関する話題で盛り上がることもなく、心配は取り越し苦労に終わりました(と信じています)。

こうして緊迫の1時間は終わりましたが、久しぶりに妄想全開でスリリングなひとときを過ごすことが出来ました。

Mさん、こんな私ですがこれからもよろしくお願いいします!

家内も身体が楽になったと喜んでいましたよ。

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