仲間

主人公が仲間を増やしていく物語に惹かれます。

1973年4月から1975年3月までNHKで放送されていた連続人形劇「新八犬伝」を、毎日夢中になって観ていました。

江戸時代の代表的な読み本作家・曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」をもとに作られており、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の珠(たま)を持つ八犬士が、怨霊や妖怪相手に戦いを繰り広げる奇想天外な物語です。

私の名前に「仁」が入っているので、「仁」の珠を持つ犬江親兵衛の登場を心待ちにしていましたが、物語が進んでもなかなか登場せず、結局最後のほうで八番目に登場して、活躍の場面が少なかったことを今でも覚えています。

懐かしいですね

同じ時期に週刊少年ジャンプで連載されていた、「アストロ球団」という超人野球漫画も、毎週欠かさず読んでいました。この作品は、沢村栄治の遺志を受け継いだ1954年9月9日生まれの九人の超人たちが、「打倒読売巨人軍」、「打倒アメリカ大リーグ」の目標を掲げ、世界最強の野球チームの結成を目指して戦う物語です。「南総里見八犬伝」を下敷きにしており、結集するアストロ超人たちには八犬士の牡丹のアザと同じようにボール型のアザがあります。

始めは5人のメンバーでスタートし、のこり4人を探す課程で、実は相手チームの主砲が超人の一人だったり、打倒・アストロ球団を目指して別の超人がこれまたとんでもない超人チームを作ったりと、ハラハラドキドキの展開に小学生のエモやんはすっかり夢中でした。

これ、野球ですよ(笑)

そして現代では言わずと知れた「ワンピース」があります。麦わらの一味も数を増やして今や10人です。あと一人増えるそうですが、それは「ヤマト」なのか「ビビ」なのか「お玉」なのか、楽しみですね。

今回、なぜこのような話しを唐突にしたかと言いますと、実は仲間を増やしていくことは、チーム・エモやん発足以来の悲願でして、この度めでたく一人増えることになったのです。

ひょんなことで知り合ったHさんは心理カウンセラーの仕事をされており、「レース途中で家に帰りたい病」や「今日は暑いから走るのやめよう病」の克服にうってつけの方だと思います。

「チーム・エモやんに入りませんか」という、時節柄カルト教団への勧誘と間違われてもしかたのない怪しい誘いに、快諾してくださったHさん。私がヘタレ根性封じ込め、己れに克(か)つことでできるよう、「仁」のこころで温かく見守ってください。よろしくお願いします!

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