きっかけ
最近、乃木坂46の歌をよく聴きます。
「きっかけ」の歌詞に次のようなフレーズがあります。作詞はもちろん秋元康先生です。
決心のきっかけは
理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる
さて、「京街道ウルトラマラニック2024」は復活のきっかけになったのでしょうか。
当日の様子を振り返ってみたいと思います。
6月2日(日)5時
家を出ようとしたまさにそのとき、大粒の雨が降ってきました。天気予報は曇りのち雨でしたから、雨が降るにはちょっと早すぎないかと思いながらも、自他共に認める雨男パワーのすごさに感心してしまいました。
幸いすぐにやんだ雨は、それ以降は降ることもなかったのですが、レース後に帰宅した直後に激しい雨が降り出したときは、「やれやれこれで雨男卒業か」と、ひとりニヤついていました。
8時 スタートです。
京都から大阪に向かう40kmの部の参加者は28人でした。
時間に余裕を持って受付を済ます人(私はこのタイプ)、時間ギリギリに来る人。いつものスタート前の光景に、さあいよいよ始まるんだという高揚感、心地よい緊張感を感じました。
ちなみに結果を先に言ってしまうと、各部門の参加者と完走者数は次のとおりだったようです。暑さもあってか、80km、100kmの部は厳しかったようですね。
京都スタート40kmの部 28人参加27人完走
大阪スタート40kmの部 35人参加35人完走
京都スタート80kmの部 12人参加7人完走
大阪スタート80kmの部 23人参加10人完走
京都スタート100kmの部 15人参加6人完走
大阪スタート100kmの部 27人参加14人完走
9時7分 10km地点到着
10時14分 20km地点到着
この当りまでは順調です。トイレ休憩もはさみながら6分半/kmの程よいペースを刻んでいます。
しかし・・・コースは単調!
てっきり昔を偲びながら京街道を走るものとばかり思っていたのですが、実際はほぼ河川敷、しかもこれまでに何度か走ったことがあるコースでした。川(河川敷)好きの私にとって決して嫌なコースではなかったのですが、日陰のない平坦で単調なコースが後半にどう影響してくるのか一抹の不安を感じました。
11時28分 30km地点到着
昨日の雨によるものなのか、道路が数10メートルに渡って冠水している箇所もあり、少しペースダウンしました。水溜まりにテンションが上がり、バシャバシャと踏みしめたい衝動に駆られましたが、マメができて後悔することが目に見えていましたので、冷静になって土手の斜面を迂回しました。これまでの経験が少しは活かされたのかもしれません。
さあ、残り10km。
次第に左ふとものの裏がつりそうになり、強い負荷をかけることができなくなってしまいました。34kmを過ぎたあたりから、500m走って500m歩く、の繰り返しになりました。
淀川の河川敷が終わってからの残り4kmは自動販売機もあり、キンキンに冷えたコーラを一気飲みするというご褒美も久しぶりに味わうことができました。
13時15分 無事にゴール
最後はバテバテでしたが、チームメンバーの応援を思い浮かべながら何とかゴールすることができました。
最後は暑かった~。40km(実測は41.5km)に5時間15分かかってしまいましたので、決して快走とは言えませんが、それでも久しぶりの完走はこれまでと違った喜びがありました。正直、もう長い距離は走れないのではという不安はありました。
決心のきっかけは
時間切れじゃなくて
考えたその上で未来を信じること
後悔はしたくない
思ったそのまま
正解はわからない
たった一度の
人生だ
(乃木坂46 きっかけ)
今回の参加が、復活のきっかけになったことは間違いありません。
きっかけとなった四番目の風に感謝します。ありがとう!
さあ、次はどのレースに出ようかな。