プチ霊媒師

3週間後に迫った「びわこ一周ウルトラマラニック」の地図読み(予習)をしていたら、過去2回参加したときの記憶がよみがえってきました。場所はあえて言いませんが、スタートから約100km、時間は草木も眠る丑三つ時(もう少し早かったかも)、そこは廃道となった山道で、枯れ葉や枝が散乱されたまま放置されており、途中のトンネルはもちろん照明はなく、何とも言いようのない不安感がムクムクと沸き起こってくるような場所でした。

初参加のときは廃道トンネルを出たところで、右へ行ったら良いのか左に行ったら良いのか、地図を見ても全くわからなくなり、思わず主催者に電話をしてしまいました。主催者は「えっ、そこで迷うの?」という反応でしたが、それもそのはず、あとで振り返ってみると、地図を見る限りは明らかにトンネルを出てすぐに左折で、間違えようがないのです。でもそのときは前後不覚、半分パニックになった状態で、今思うと狸か狐に化かされたのかもしれません。

二度目の参加のときはさすがに道に迷うことはありませんでしたが、トンネルの中を通るときは終始ゾワゾワして、嫌な感じが止まりませんでした。さて、今回はどうなりますやら。

これ以外にも、5年前に参加した「天竜川リバーサイド ウルトラマラニック」では、真夜中の5連続トンネル通過の際に、最後のトンネルで、親子が楽しそうに話をする声が、ずっと頭の後ろの方で聞こえていました。トンネルの出口に立てかけてあった「ほうき」を、人がもたれ掛かっていると見間違えて「ぎゃー」とトンネル中に響き渡る大声で叫んでしまったことは、今となっては良い思い出です。

また、以前に紹介しましたが、毎年秋に参加している「関西夢グレートラン」の途中には、必ず出る場所があって、試走会のときにその場所を通るたびに参加者全員、大いに盛り上がります。その場所は、私自身はゾワゾワと感じるだけなのですが、霊感の強い人はおじいさんがしゃがんでいる姿が見えたようで、おそらく何かはあるのでしょう。

先日参加した長崎のレースは、秋には別のコースでの開催が予定されており、参加しようかと思ってHP上に公開されていたコースマップを見ていたのですが、なんと「長崎県屈指の心霊スポットです。霊感のある方はご注意!」とわざわざ書いてあるではありませんか。申込み受付までまだ日にちはあるので、どうしようか考えようと思いますが、おそらく参加は見送ることになるでしょう。心霊スポットが理由で参加を見合わせるとは我ながら情けないのですが・・・

まあ、色々なところに行って走っているわけですから、たまには怖い目に遭うのもご愛敬かとは思うのですが、やっぱり怖いものは怖いです。レース中も夜の写真は絶対に撮りません(夜景などの遠景は別ですが)。何か写っていたら大変です。

肝が据わっているようで、実はめっちゃ怖がり。これは何歳になっても変わらないでしょうね。

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