見沼チャレンジ60プレ大会

11月14日(日)、「見沼チャレンジ60プレ大会」に参加してきました。

前日に川越に住む30年来の旧友と有名な「小川菊」でウナギを食べたおかげで、パワー全開、足の痛みもなく、良い状態で臨むことが出来ました。

これまでに食べた鰻重の中で一番美味しかったかも

今回は、見沼代用水路やその支線用水路の改修により生み出された土地や管理道路を有効に利用して設置された、自転車・歩行者・農耕車の専用道路「緑のヘルシーロード」がコースのほぼ9割を占めます。

信号もなく平坦で走りやすい反面、風景が変わらないので単調でしたが、約10kmおきにエイドが設けられており、エイド到達を一つの目標として走ることで、飽きることなく走ることが出来ました。

スタートは群馬の館林駅 レースのこの雰囲気、久しぶりです

距離は63.5km、制限時間は9時間でしたので、まあなんとかゴールできるだろうとは思っていたのですが、序盤の関門時間がやや厳しめなので、舐めていたら関門アウトになる恐れはありました。実際、何名かは序盤の関門に引っ掛かったようです。

そこで、一旦は関門ギリギリでのペース配分をして、それよりもやや早めのペースで走り、前半で貯金を作る作戦をたてました。相変わらず計画を立てるのは大好きです。

実際の1km毎のラップタイムをグラフにしてみました。赤の直線は計画ペースです。

  • スタート~22km

トイレ休憩を除くとほぼキロ6分を切るペースです。最近の練習ではこれぐらいのペースで走っていたので、早すぎるという感覚はなかったのですが、休日のロング走でもせいぜい25km程度しか走っていなかったため、だいたいその距離でペースは落ち始めました。ロング走の練習においてキロ5分台で走ることが出来る距離をいかに伸ばしていくかが課題だと改めて認識しました。

  • 22km~39km

そろそろ足に疲労がたまりはじめ、ペースが上がらなくなってきました。とりあえずはフルマラソンの距離(42.195km)に到達することを目標に頑張りました。ちなみに42.195km通過は4時間49分、以前はウルトラのレースでも42.195km通過は4時間を切っていたので、それに比べるとずいぶん遅くなったものです。

  • 39km~50km

すでにペースはめちゃくちゃです。トイレで長時間座っていたり、エイドでの休憩時間も長くとったり、チーム・エモやんのメンバーにLINEを送ったりと、肉体的・精神的にも一番キツい区間でした。超長距離のレースなら、この段階でリタイアが頭をよぎり始めます。

50kmまで行けば、あとはゴールまでカウントダウンだと言い聞かせながら一歩一歩、前進しました。

走りやすいコースでした
  • 50km~ゴール

ペースは上がらないものの、残りの距離が減って行くにつれ元気を取り戻してきました。足の痛みも気にならず、この調子だといつまでも走り続けられそうな感覚になりました。「ランナーズ・ハイ」とはちょっと違うと思いますが、身体の力がうまい具合に抜けて足が自然に前に出るようになります。超長距離を走るにはこれぐらいのペースが良いのかもしれませんね。次回以降の参考にしたいです。

さて、こうして無事にゴール出来ましたが、順位は100人中52位、ほぼ真ん中の成績でした。完走率は85%。天候の良さやフラットなコースが幸いしてか、高い完走率となったようです。

最後の方はペースが上がらず、思うように走ることは出来ませんでしたが、やはりレースは良いものです。距離が短いとはいえ、完走はうれしいものです。

とはいえ、これ以上長い距離を走り切るには、まだまだ練習が足りません。これから冬を迎えることになりますが、朝にちゃんと起きられるかどうかがポイントになるでしょう。意志の強さが試される季節です。

さて、次はどのレースをターゲットにしようかな。

東京江戸川ウルトラマラソン? 小江戸大江戸200k?  大江戸ナイトラン?

全国各地でフルマラソンのレースが再開され始めたので、3年ぶりにフルマラソンを走ってみるのも面白いかもしれませんね。

鮮やかな夕焼け なんとか日没までにゴールできました

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