復活の舞台は京街道
復活に向けて日々のトレーニングを着実にこなすことは大事ですが、目標となるレースを決めることでモチベーションは更にアップすると思います。
現状の走力やコンディションを考慮して、今回は次のポイントで探すことにしました。
① 50km程度の比較的制限時間が緩い、レースと言うよりもマラニック的な要素が強いイベント
休日でもせいぜい20km程度までしか走っていませんので、いきなり100kmクラスのウルトラのガチレースに出るのは無理があると思います。ゆっくり休憩を取りながら走っても間に合うようであれば理想的です。
② 普通のコースではなく、旧街道や歴史街道といった「体験型」コース
ブログ中断中の去年のGWに「例幣使みち・京都~日光570kmジャーニーラン」の1stステージ(京都御所~長野中津川:207km)に参加しました。中山道の宿場を巡るコースは変化に富んで、かつ、歴史的なロマンを感じることができる魅力的イベントでした。
これまでも矢倉沢往還や赤間街道中道筋、東高野街道といった歴史街道を走ったレースは100%完走しており、歴史街道は私にとって相性が良いのかもしれません。
③ 前泊せず、当日に電車で行くことができる、かつ帰宅にあまり時間を要しない
月曜日には出席しなければならない会議が多いので、なるべく翌日に疲れを残したくないというのが本音です。
ありました。これらの条件を全て満たすイベントが。
6月2日(日)に開催予定の「京街道ウルトラマラニック2024」は、ウルトラ飛脚の部(100km)、飛脚の部(80km)、旅人の部(40km)と種目が別れており、40kmはゆっくり、のんびり、楽しめるように制限時間が8時間に設定されています。
しかも、上り(大阪スタート)、下り(京都スタート)を選択することができるので、下りスタート地点の伏見港公園(京阪電車「中書島駅」)に、7時までに行くことができれば、ゴールの八軒家浜 (OsakaMetro「天満橋駅」)から家には短時間で帰ることができます。
天下の台所という事で、食にこだわり、守口宿、枚方宿、淀宿の3つの「宿駅おもてなしエイド」もこのマラニックの楽みのようです。
もうこれしかないでしょう!
ということで、迷わず参加を申し込みました。
久しぶりのイベントにワクワク・ドキドキ。
なんとか晴れますように!
※主催者HPより
「京街道」とは、豊臣秀吉が文禄5年(1596年)に「大坂城」と「伏見城」の2つの城を最短距離で結ぶ為、淀川沿いに「文禄堤」を整備し、これが「京街道」となりました。
その後、江戸時代に入り徳川家康が、天下の台所である大坂への道である「京街道」をさらに発展させるため、守口宿、枚方宿、淀宿、伏見宿の4つの宿駅を設け、これらは、淀川の舟運によって人やモノの往来が盛んに行われ、水運、陸路ともににぎわい、この「京街道」の四次と徳川幕府が江戸から京都までをつないだ「東海道五十三次」を合わせて、江戸と大坂を結ぶ「東海道五十七次」と呼ばれています。