危ない綱渡り

今日からランニングを再開しました。

早朝にもかかわらず相変わらず暑いです。

1時間も走ると汗はダラダラ、息はゼイゼイ、頭はクラクラ、ほとんど熱中症です。

今思うと不思議なのですが、24時間リレーマラソンで、なぜ私は熱中症にならなかったのでしょう?

環境省のHPによると、熱中症を引き起こす要因は「環境」「からだ」「行動」の三つだそうです。

「環境」:気温が高い日差しが強い、急に熱くなった、湿度が高い、閉め切った屋内、熱波の来襲、風が弱い、エアコンがない部屋

「からだ」:高齢者や乳幼児、肥満の方、下痢やインフルエンザでの脱水症状、糖尿病や精神疾患といった持病、二日酔いや寝不足といった体調不良、低栄養状態

「行動」:激しい筋肉運動や慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給できない状況

これら三つの要因により熱中症が引き起こされます。

体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まってしまい、そのような状態が熱中症だそうです。

また、市民マラソンの指針として28℃を超えるときは危険度が極めて高く、「競技を行ってはならない」と言い切っています。

上の赤文字は今回のレースに当てはまる項目です。

これだけ条件がそろうと、熱中症にかかってもおかしくないのに・・・不思議です。

一方で、同じく環境省のHPでは、熱中症対策として次のことがあげられています。

(1) こまめに水分を補給する(のどが渇く前に水分補給を)

  → 1周ごとにスポーツドリンクと水を、それぞれコップ半分ずつ飲んでいました

(2) 大量に汗をかいたときは塩分を忘れずに

  → 1時間ごとに「ミドリ安全の塩熱サプリ」を舐めました

(3) 適宜休憩する、頑張らない、無理をしない

  → ほとんど歩いていました

(4) 日傘や帽子を使う

  → 帽子はもちろん、日よけのガードをかぶり、首には水で濡らしたタオルを巻いていました

結果的に、それなりの対応がとれていたと言えますが、実感としては(1)と(2)が最も効果があったのではないでしょうか。

エイドで水分を補給するたびに「あ~旨い!生き返る~!」としみじみと感じ、水のありがたさを再認識しました。

水の飲み過ぎによるナトリウムの濃度が低下は、塩熱サプリで防げたのではないかと思います。

さて、いろいろ振り返ってはみたものの、今思うと危ない綱渡りでした。

皆さんは決して真似をしないように・・・と言っておきながら、来年も出るんだろうなぁ。

日よけガード
これも高架抜群

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