春合宿終了

ゴールデンウィークや夏期休暇などの連続した休みがとれるときに合宿を行なっています。といっても、どこか遠方に泊まりに行くわけでもなく、自宅にいながら普段とは少し違ったトレーニングをすることを、勝手に「合宿」と呼んでいるだけなのですが。

さて、今年の春合宿ですが、以前の投稿でも書いたように、近所の山々を走り回って新たなトレイルコースを発掘することをメインテーマとしました。毎日違うコースを探索して自分のお気に入りコースを見つけるつもりでした。ゴールデンウィークが始まるまでは。

今日でゴールデンウィークも終わりですが、実際に山の中を走ったのは一日のみ。たまたま走ったコースが素敵で、お気に入りになったから良かったようなものの、決して「山を走り回った」とは言えない結果となってしまいました。

 4月29日 大雨で走れず

 4月30日 自宅~箕面大滝往復 15km

 5月 1日 同上

 5月 2日 同上

 5月 3日 本を買いに隣駅までランニング 3km、買った本が多すぎて電車で帰る

 5月 4日 自宅~箕面大滝往復+箕面山探索 20km

 5月 5日 雨のため休足

初日の大雨で、出だしからつまずいてしまいました。前日の夜から降り始めた雨は、次の日の夕方までずっと降り続いたため、山道は泥沼状態になっていることは容易に予想でき、次の日(4/30)は箕面大滝までの舗装された山道(通称 滝道)を走ることにしました。

実は、日頃のランニングを根本的に見直したく、これまでは坂道ダッシュや平坦スピードアップを織り交ぜながら10kmをベースにトレーニングしていたのを、自宅から箕面大滝までの往復15kmを基本に練習メニューを組んでみてはどうかと、ずっと考えていました。

箕面大滝までは参道入り口から2.5km、標高はたかだか333mですが、滝道の途中には急斜面も何カ所かあり、決して楽に上ることは出来ませんので、基礎走力をアップさせるにはもってこいのコースだと思います。

というわけで、箕面大滝往復を毎日走ると、その日の日中にどれぐらい疲れを残し、次の日の足の状態はどうなるのか、これをテストしてみることにしました。

翌日(5/1)、前日の筋疲労は残っており、滝道の急斜面で足にきましたが、この日はなんとかクリア。次の日(5/2)も坂道に苦労はしたもののクリアしました。日中はテレビを観たり、本を読んだり、鬼滅を描いたりと、基本はステイホームでゴロゴロしていましたので、ランニングの疲れを感じることはなかったのですが、日中が仕事の場合どうなるかは今後の検証を待たなければなりません。

箕面大滝にて

その翌日(5/3)、体が重く、早朝のランニングは断念しました。三日続けての大滝往復の疲れが出たのかもしれません。この日は残り三日のゴールデンウィークで読む本を買いに、隣駅(蛍池)まで軽くジョグ。帰りも走るつもりでしたが、大量に本を買い込んだため、電車で帰宅しました。

5月4日、休日も残り2日。今日こそは山に入るぞ、と覚悟を決めて家をでました。いつものように大滝まで上り、一旦箕面駅前までおりてきて、ランチパックで腹ごしらえ。再び滝道を登りはじめ、途中の「一の橋」からトレイルスタートです。

半年ぶりのトレイルだけあって出だしはキツかったのですが、次第に上りにも慣れて、要所に設置された道案内もわかりやすく、道に迷うことなく快調に足を進めることができました。

滝道の喧噪と打って変わって、誰一人すれ違う人はいません。聞こえてくるのは鳥のさえずりと風に揺れる枝葉の音のみ。住宅地から少し入っただけでこれだけの別世界が広がっているとは驚きです。

住宅地からわずか数百メートルに広がる別世界
眼下には大阪北摂の街が
下山途中で小さな砂防ダムに出くわす まるで人の顔のよう

わくわく展望台から大阪北摂の街を一望し、名残は惜しいのですが今日のところは下山することにしました。下りの途中で尻餅をついたり、足首をグギっとひねったり、ちょっとしたハプニングはありましたが、地図中D-12のところでトレイルは無事に終わり、住宅地を抜けて箕面駅でゴール。

山から下りるとそこはもう住宅地

わずか4km弱のコースでしたが、自然を十二分に満喫でき、次への期待が大いに膨らんだトレランとなりました。

箕面山のコースはまだまだあります。次はどのコースを走ろうかな。

ニヤニヤしながら地図を眺めつつ、ゴールデンウィークの最終日はゆっくりと過ぎていくのでした。

さあ、明日からの仕事、頑張ろう!

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